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なかじまや

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樹のこころ

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ウチの庭先にある、樹齢100年以上の黒松。
私道に張り出すように枝が伸びているせいで、
宅配便の車にこすれて枝が折れること数回。
その度に枝が短くなっていて、かわいそうな状態でした。

今年の夏の終わりにも、またネコさんのトラックに
こすれて枝がバキッと折れてしまいました。
でも、かろうじて、つながっている。
どうしよう。
なんとかならないかな。
でも、あきらめたほうがいいかな。。。

折れてぶらーんと垂れ下がった枝を見るたびに、
葛藤した想いが湧くものの、放置することひと月あまり。
それでも松は、こちらに何かを
訴えてくるような感じがいつもしていました。

ある日、あ、そうだ、野島さんに聞いてみよう!と思い立ち、
事情を話して、さっそく治療に来ていただくことに。
野島さんは、お世話になっている造園屋さん。
木を「切る」とは言わず、「はさませてもらう」という言葉を
遣って、木と対話しながら剪定してくれる、
こころの優しい職人さんです。

野島さんに添え木をしてもらって、
棕櫚縄で結わいてもらった松の枝は、
とてもほっとしているような様子でした。

修復から2ヶ月経ったいま、黒松は元気です。
樹と人とは、こころが通じ合う。
そんなことを目の当たりにさせてもらった出来事でした。


野島さん、ありがとう。
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by moonrhythm | 2012-12-08 18:38 | 自然のこえ
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